アーツ・アンド・クラフツ・リヴァイヴァル【スタイル/ムーヴメント】
arts and crafts revival
イギリスの美術評論家ジョン・ラスキン (1819-1910) の弟子を任じるデザイナー、ウィリアム・モリス(1834-1896)が1861年頃から提唱した芸術運動。
機械化による量産や分業を否定し、中世の職人ギルドのようにひとりの職人による完全な手作業の復活を理想とする。正式にはアーツ・アンド・クラフツ・リヴァイヴァル・ムーヴメントと言う。
日本美術の発見に伴うアングロ・ジャパニーズの風潮も背景に加わり、フランスのアール・ヌーヴォーにも影響を与えたことから、そのイギリス的な局面という見方もある。ジュエリーではイギリスのC. R. アシュビー (1863-1942)のものが典型。