チェルバラ、ジュゼッペ【宝石彫刻師】
Cerbara, Giuseppe
18世紀から19世紀初期にローマで活動したイタリア人宝石彫刻師およびメダル製作家(1770-1856)として最も良く知られる一人。教皇レオ12世(1823-1829)の時代に、ジュゼッペ・ジロメッティとともにローマ聖庁造幣局の彫刻師を務める。教皇の歴史にまつわる様々な出来事に関連した数多くのメダルの製作者としても知られる。1812年に聖ルカ・アカデミーの会員に選ばれたのを始め、1815年にはウィーンの1825年にはアントワープのアカデミー会員に迎えられるなど、その芸術的な作風が数多くの栄誉をもたらした。