作品名 | 行列のプラーク |
制作年 | 1902-05年頃 |
制作国 | フランス |
制作者 | ルネ・ラリック |
素材 | エナメル、ゴールド |
サイズ | L450mm, W180mm, H20mm |
ゴールドの長方形のプラークには4人の尼僧の行列がイングレイヴィングで彫られており、古色を帯びたゴールドの彼女たちの顔はヴェールで覆われ、乳白色のホワイト・エナメルの僧衣をまとっている。裏側は乳白色のホワイト・エナメルで覆われている。ルネ・ラリック製作、パリ製、1902-1905年頃。
これらの人物像には不思議な雰囲気が漂っている。彼女たちは女司祭とも呼ばれるが、クリスチャンなのか、あるいは異教徒なのかはっきりしない。ラリックはいくつかの異種モデルを創造しており、それについてはS.バーテン著『ルネ・ラリック:ジュエリーとオブジェ・ダール1890-1910』(1977年)fig.653-1, 2, 3を参照のこと。ペンダントにマウントしてギンセンソウの花のフレームに収めた実例が1点、ジュネーヴのミュゼー・ド・ロルロジュリ・エ・ド・レマイユリ(時計とエナメル博物館)に所蔵されている。