ギヨシェ・エナメル【細工/技法】
guilloché enamel[仏]
金属の下地にギヨシェと呼ぶ網目や同心円などの幾何学模様を浅く線刻し、その全面に通常単色の透明のエナメルを薄く施す技法。シルク・モアレのような効果が得られ、18世紀には細かいパターンが手彫りされていたが、19世紀になってエンジン・ターンと呼ばれる機械彫りに取って代わられた。特にロシアのファベルジェが好んで用いた技法。
guilloché enamel[仏]
金属の下地にギヨシェと呼ぶ網目や同心円などの幾何学模様を浅く線刻し、その全面に通常単色の透明のエナメルを薄く施す技法。シルク・モアレのような効果が得られ、18世紀には細かいパターンが手彫りされていたが、19世紀になってエンジン・ターンと呼ばれる機械彫りに取って代わられた。特にロシアのファベルジェが好んで用いた技法。