作品名 | イコノグラフィック リング |
制作年 | 15世紀 |
制作国 | 未詳 |
制作者 | 未詳 |
素材 | ゴールド |
ゴールドリングの幅の広いフープは葉飾りの装飾を施したショルダーが広がり、ベゼルと一体化している。ベゼルには顎鬚を生やした2人の聖人が彫り込まれており、1人は聖書と思われる本を手に持っている。
キリスト教徒の題材「父なるキリスト、聖母、教会によって聖列された聖人たち」を彫ったこの特別なタイプのリングは、ヴィクトリア時代の蒐集家たちによって「イコノグラフィック」と呼ばれたカテゴリに属している。それらは新年の贈り物として、同じく婚礼の際の贈り物としてもひとびとに愛好された。