作品名 | ダイヤモンドとオニキス ブローチ |
制作年 | 1912年頃 |
制作国 | 未詳 |
制作者 | ティファニー |
素材 | プラチナ、ゴールド、ダイヤモンド、オニキス |
プラチナのブローチは個々のコレットに収められた12石のブリリアントカットダイヤモンドを取り巻く二重のオニキスのサークルとしてデザインされており、その両サイドはチャンネルセッティングのダイヤモンドのバーでグリップされている。
いわゆる「ブラック&ホワイトルック」と幾何学的なシェイプは、シャルル・ジャコがカルティエのためにデザインした1920年代のアール・デコのブローチを予見するものである。
M.シャザル監修『アール・デコジュエリー、シャルル・ジャコ、天才ジュエリーデザイナーとブシュロン、ラリックらの輝ける時代』展(2006年、東京)におけるセクション11白とダイヤモンド、オニキスのアール・デコ」No.105、106を参照のこと。