作品名 | ビザンティンのルビーのリング |
制作年 | 6世紀 – 8世紀頃 |
制作国 | ビザンティン帝国 |
制作者 | 未詳 |
素材 | ルビー、ゴールド |
ゴールド・リングのフラットなフープの先端のシェヴロン型は、カボション・ルビーをセットした丸いボックス・ベゼルを支えている。裏側には全能の主(パントクラトール)キリストを彫った胸像があり、後光に包まれるとともにICとXP(イエス・キリスト)の文字の間に福音書を掲げている。
このリングのあまり例のない特徴は裏側のキリスト・パントクラトール(全能の主)の像であり、指の肌に密着してリングの所有者を安らがせるとともに護るべく着用された一方、鮮やかなローズ・レッドのルビーは彼の目に至福を与えたであろう。