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蛇と戦うヘラクレス ゴールドリング

作品名 蛇と戦うヘラクレス ゴールドリング
制作年 紀元前3世紀 - 紀元前1世紀
制作国 未詳
制作者 未詳
素材 ゴールド

作品説明

ヘレニズム時代のゴールドリングのフープは、編んだフィリグリーの列で装飾され、ワイヤーと小球をあしらったショルダーで幅を広げ、それが支えるラウンドベゼルの二重にギザギザを付けた縁が2匹の蛇を絞め殺している幼いヘラクレスのレリーフを取り巻いている。

解説

古代世界における最も著名な英雄として、ゼウスと人間アルクメネの息子であるヘラクレスは数多くの芸術作品にインスピレーションを与えてきた。
このリングは、ゼウスの嫉妬深い妻ヘラが2匹の蛇をつかって不義の子ヘラクレスの毒殺を図った出来事を表している。赤ん坊だったヘラクレスは素手で蛇を絞め殺し、自らの並外れたパワーを顕示している。
このリングは、神々と英雄をレリーフで表したグループに属するものである。そのもう一つの実例については、F.H.マーシャル著『大英博物館、古代遺物部門所蔵のギリシャとエトルリア、ローマのフィンガー・リングのカタログ(1907年、1968年ロンドン刊)、パラス・アテネを表現したNo.22を参照のこと。

ダイアナ スカリスブリック