用語集

プラディエ、エルネスト・ウィリアン【宝石彫刻師】

Pradier

エルネスト・プラディエ(1855年生)は、1860年代初期にリヴァース・インタリオという新たなカテゴリーの宝石彫刻の卓越で知られる。カボションのロック・クリスタルを裏側から深く彫ってその部分を油彩の絵の具で彩色し、開口部をマザー・オブ・パールのシートで塞いだもので、犬や馬、狩猟のテーマが男性用のボタンやタイピン、カフリンクスとして、繊細な花束やモノグラムが女性用のブローチやペンダントとして好まれた。息子エルネスト・マリウス(1881年生)もともに、この新しいアートの最もよく知られるマスター。